神奈川県の大磯町にある治療院のブログです
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いのちの林檎
  先週の日曜日、大磯で「いのちの林檎」上映会があった。化学物質過敏症患者の日常を追ったドキュメンタリー映画である。主人公である早苗さんは、シックハウス、近所のゴルフ場の農薬散布が原因で発症。タバコや香水といったわずかな化学物質でも呼吸困難や発作をおこしてしまう。そのため空気のきれいな環境を求めて過酷な旅を続けるという内容だ。

  この現代社会においては、日常生活のほとんどが化学物質によりできているため、これを避けて生きていくのは極めて難しい。
  治療に関しては、今のところこれという薬は開発されておらず、生きていくためには、化学物質に汚染されていない場所に住むしかない。

  タバコの煙で気分が悪くなるという人もいるが、その人は、既にこの化学物質過敏症が始まっているということだ。つまり、現在の我が国においては、化学物質過敏症という病気は、いつでも誰にでも発症する可能性があるということを、我々は真剣に受け止める必要があろう。

  この映画は、早苗さんが、ある林檎により命が助かるという展開に向かう。ある林檎とは、木村秋則さんが無肥料、無農薬で作った林檎である。木村さんは、NHK番組の「仕事の流儀」でも放映され、多くの著書も持つ。無肥料、無農薬という自然の姿に近い生態系の中で林檎を育てるという農法をあみだした人物である。こうした自然農法で作られた作物が今後も広がっていくことを期待したい。

  ところで話は変わるが、何冊か読んだ木村さんの著作のどこかに「キュウリのツルに指をあてると、ツルが指に巻き付いてくる」と書いてある文章があったのを思い出した。
  早速今朝、庭先で育てているキュウリに指をあててみた。するとその通り!キュウリのツルがみるみるうちに私の指に巻き付いてきたのである。何ともかわいい。植物とはいえ、やはり自然の力はすごい。

  いや、植物とはいえなど大変おこがましい。生き物全て自然はすごい。



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